日本体育科教育学会第27回大会(北海道教育大学開催)研究企画

 研究企画担当:三田部勇、近藤智靖、荻原朋子

【第1日目 令和4年6月25日(土) 研究発表 13:00~16:30】

開会行事

12:50~13:00

研究発表

<口頭発表>4会場 × 8演題 = 合計32演題で想定 ※詳細は研究発表申込期限の後にウェブサイトでお知らせします.

第1セッション

13:00~13:15

13:15~13:30

13:30~13:45

13:45~14:00

第2セッション

14:05~14:20

14:20~14:35

14:35~14:50

14:50~15:05

<ポスター発表>

15:15~16:15

 ※第27回大会では、会員の皆様の研究成果の発表の場を保証する観点から、ラウンドテーブルは行わず、研究発表を実施する。

【第2日目 令和4年6月25日(日) 課題研究シンポジウム 9:00~12:00】

 テーマ:1人1台端末時代におけるICTを活用したこれからの体育授業の在り方

 テーマ設定の趣旨

 2022(令和4)年度より、高等学校の学習指導要領が年次進行で実施となり、すべての校種において新学習指導要領が全面実施となる。新学習指導要領によって教育を受けている現在の児童生徒が、社会の担い手の中心となるSociety 5.0の社会では、IoT(Internet of Things)で全ての人とモノがつながり、様々な知識や情報が共有され、今までにない新たな価値を生み出していくような時代である。そういった背景も踏まえ、新学習指導要領では、その内容の取扱いにおける配慮事項の一つとして「情報手段の積極的な活用」や「情報活用能力の育成」が示され、その一つとしてICTの活用が挙げられている。

また、1人1台端末と通信ネットワーク環境の整備により個別最適化された教育環境を実現することや、これまでの教育実践と最先端のベストミックスを図ることにより児童生徒の力を最大限に引き出すことを目的とした「ギガスクール構想」が前倒しされ、小学校及び中学校においては1人1台端末が配布された。

 さらに、学校現場では、コロナ禍における対応に伴って、オンラインを使用した授業展開を迫られたり、アプリケーション、各種ソフトを活用した教材提供や課題の収集が行われたりしたことにより、ICT機器の利活用や効果的な使用方法への関心が高まっている状況にある。

これまでも、体育授業においては、例えば器械運動において、タブレットで撮影した自分の姿を観て課題を把握したり、手本の動画と比較したり、遅延装置を用いて即時的に自分の姿を確認したりといった事が取り入れられてきた。しかし、1人1台端末となった今、どのような場面で、どのように使用すると効果的なのか、どのような利用方法があるのか、先駆的な実践事例を共有することには大変意義があることである。一方で、ICT機器はあくまで一つのツールであって、万能ではなく、これまでの授業実践との融合が求められる。

 そこで第27回大会では、これまでの教育実践と最先端のベストミックスを図る手がかりを得るために「1人1台端末時代におけるICTを活用したこれからの体育授業の在り方」をテーマとして設定した。

シンポジウム演者

岩佐 知美 先生 (大阪府高槻市立阿武野中学校)

「知識を生かして自己の動きを分析し、よりよい動きにつなげるためのICT活用の実践」

内海 久 先生 (北海道教育庁学校教育局

「体育授業における ICT 機器導入段階の課題と今後の方向性」

村瀬 浩二 先生 (和歌山大学)

「思考と表現の多用化を生み出す 1 人 1 台時代の活用」

指定討論者

岩田 靖 先生 (信州大学)

タイムスケジュール

2022年6月26日(日)9:00-12:00

時間内容
9:00〜9:15シンポジウムの趣旨説明
9:15〜9:35演者① 岩佐知美先生
9:35〜9:55演者② 内海久先生
9:55〜10:15演者③ 村瀬浩二先生
10:15〜10:35休憩
10:35〜10:50演者協議
10:50〜11:05指定討論者より 岩田靖先生
11:05〜11:50質疑応答
11:50〜12:00総括
12:00〜12:10閉会行事

司会進行:

三田部勇(前半・総括)

近藤智靖(後半)

荻原朋子(記録)

※対面での開催から完全オンラインになった場合

<口頭発表>

①抄録の作成及び提出(対面発表時と同様)

②発表スライドの作成→音声をスライド上に載せた動画の作成

→Youtubeでの限定公開(発表者自身で)

③Youtubeでの限定公開のURLを提出

④発表スライドのPDFファイル等その他の資料の提出(任意)

<ポスター発表>

〇ポスターのデータを提出

<シンポジウム>

〇オンライン(リアルタイム)での開催

*データの提出〆切は、1週間前~10日を目途に設定

》大会プログラム・タイムスケジュールのPDFダウンロードはこちらから

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